Odooの最新バージョン11.0には、Transifex integrationというモジュールが追加されています。
こちらをインストールすると、翻訳対象用語の画面に、Transifex画面を開くリンクボタンを表示するカラムが追加されます。
ボタンをクリックすると、ソース用語とモジュールでレコードに絞込がかけられた状態でTransiexの画面が開きます。
これまでは、
・Odooの画面で翻訳が必要な部分を特定
・Transifexでモジュールやソース用語を指定してレコード絞り込んで、翻訳更新
・定期的にGitHubのOdooレポジトリから最新コードを取得して、作業DBの翻訳を最新化
ということをやっていたのですが、このモジュールを使うことにより、
・Odooの画面で翻訳が必要な部分を特定
・Odooの翻訳対象用語画面で、翻訳更新
・TransifexへのリンクボタンからTransifex画面を開き、翻訳更新(コピペ)
(ローカルで都度翻訳更新しているので、最新コードを取得して翻訳最新化しなくても、作業進捗が追いやすい)
という手順に切り替えることができました。
それほど根本的に作業の手間が減るようなことでもないのですが、作業を進めるごとに手元のDBの日本語を整えていくことができ、作業精度も若干上がるので、個人的には結構気に入っています。
当社はこれからもオープンソースコミュニティでの活動を通じて、価値を生んでいきたいと思います。興味を持たれた方はぜひ翻訳活動に参加してください!
Transifex IntegationモジュールでOdoo日本語化作業を効率化!