Odoo V15リリース - 新機能や改善ポイント(2)に続いて、Wynand Tastenhoyeによる会計についてのプレゼンテーションのまとめです。
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会計
請求
請求書をインテリジェントスキャナでスキャンすると、PDFファイルがメールで自動的にOdooに送信されます。
スキャンした請求書をドキュメントアプリで確認し、区切りの指定や送付表などの取り込まないページの指定を行い、経理部門に送ります。
経理部門に送られた請求書PDFから「Create Bill」ボタンをクリックして、仕入先請求書を作成します。
仕入先請求書PDFファイルから、OCRで仕入先、参照情報、請求日、支払期日、また、合致する購買オーダから請求明細情報を取り込みます。合致する購買オーダが存在しない場合は、税明細ごとに請求明細が作成されます。
(※ 日本語の環境でどのくらい取り込まれるかは未知数です。)
V15から顧客請求書についてもドキュメントアプリからインポートできるようになりました。Odooの請求アプリを使用していないユーザにとって非常に便利になります。顧客請求書の場合、Odoo上の請求書番号がPDFファイル上の請求書番号と同じになります。
国ごとに納税者番号や税率を設定することができます。
Odooは、全世界で25,000の銀行と統合しており、トランザクションの同期をとることができます。
入金消込処理の際、金額と請求参照情報が一致している場合は自動的に消込処理が行われ、一致しない場合は手動でひとつづつ検証する必要があります。
未払費用、未収収益、未受領仕入先請求書、未送付顧客請求書の処理を簡単に行うことができます。決算日の翌日に反対仕訳を自動的に記帳します。
分析に使用するスプレッドシート機能では、データを複数のユーザで同時に更新することができます。
スプレッドシートの合計欄を右クリックし、”See records”をクリックすると、ドリルダウンすることができます。
スプレッドシートの合計欄に含まれる明細が表示されます。
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