12月5日~7日に香港湾仔で開催されたWorld SME Expoに、OSCGも出展しました。 業種を絞らない「SME」向けの展示会ということで、出展企業は中国の特産品、3Dプリンタから我々のようなITサービスまで、ありとあらゆる業種が揃っていました。日本からも中小機構さんの取りまとめで食品・装飾品・測量サービス等10数社が出展されていました。来訪者も様々な業界の方がおられ、開催趣旨のとおり多くは中小企業の経営者の方だったようです。
OSCGのOpenERP紹介ブースにも多数ご来場いただき、3日間で延べ200名ほどの方々と交流させていただいたと思います。皆様それぞれ経営課題への具体的なソリューションを探しておられ、半分近くの方は既にOpenERPをご存知であったという印象を受けました。
OSCGでは出展の他、代表のKingが「How Cloud Computing Enhances Your Business Competitiveness (クラウドコンピューティングを活かした企業競争力向上)」のセッションで「A New Era of ERP (ERPの新時代)」というテーマで講演を行いました。このセッションは200名入のセミナー室が満席で立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。クラウドというテーマが集客に貢献したのかもしれませんが、講演後の座談会ではクラウドよりむしろOpenERPについての質問を多数いただき、SMEセクタでのOpenERPへの注目度の高さが伺い知れました。
あと、先の東京でのITpro EXPOに比べると出展社・来訪者ともに一周り二周り小さい規模の企業の方が多かったですが、それであるがゆえ、情報収集する側・提供する側ともに、本気度は東京のそれより高かったように思われます。
トレンド面で感じたことですが、製造業や製造業に関係の深い商社といった、これまでERPパッケージがターゲットとしがちであったBtoB領域の業種よりも、オンラインショップを活用した小売業やプロジェクト管理が必要なコンサルティング業等、BtoCの領域で勢いのある企業の方々が多かったです。我々もそういった企業によりよいソリューションが提供していけるよう、サービスの改善を重ねていくつもりです。
World SME Expo 2013 に出展しました