概要

複数の仕入先から相見積をとって仕入先を決定する業務がある場合、購買入札機能を使用すると便利かもしれません。

設定

購買管理設定にて、購買契約を有効化します。

操作手順

１．購買契約作成　→見積依頼作成

購買 > オーダ > 購買契約 より、「Call for Tender」の契約タイプ（または別途作成した入札用のタイプ）を選択して購買契約を作成します。

ここでは特に仕入先は指定せずに、購買したいプロダクトと数量、必要に応じて予定日（納期）等を指定します。

「確認」を押すとステータスが「確認済」となり、「新規見積」ボタンが表示されます。このボタンを押して見積依頼を作成しましょう。

「新規見積」ボタンを押すと、見積依頼作成画面に遷移します。明細行は自動的に購買契約からコピーされてくるので手入力する必要はありません。

仕入先を指定し、「Eメールで送信」を押して、仕入先に見積依頼をPDFで送ります。

購買契約に戻り、「新規見積」ボタンを押して、同じ要領で複数の仕入先に対して見積依頼を送付します。

一通り見積依頼の操作が済んだら、購買契約を「検証」しステータスを「応札選択」としておきます。

２．仕入先から見積依頼に回答

仕入先からの回答を受け、各見積依頼に単価を更新します。（ここはマニュアル作業の想定。）

３．見積依頼の単価比較　→オーダ確認

購買契約の「見積依頼/オーダ」ボタンから、関連の見積依頼のリストを開くことができます。

条件のよい仕入先の見積依頼につきオーダを確認し、それ以外は取消とします。（各見積依頼毎に操作が必要です。）

４．購買契約をクローズ

全ての関連見積依頼のステータスが「購買オーダ」または「取消済」となっていると、購買契約がクローズの対象となります。