基本情報
モジュール名:mrp_subcontracting
概要
外注加工(無償支給)シナリオに対応するためのモジュールです。こちらの機能、V13にてOdoo本体(コミュニティ版)に追加されたのをOCAでV12にバックポートしたものです。
V13での本機能についての説明ページはこちら:https://www.odoo.com/documentation/user/13.0/manufacturing/management/subcontracting.html
※本モジュールでは外注先への加工賃発注の価格が在庫評価に反映されない模様。おそらく、加工賃用の消耗品プロダクトを作成し、部品表に構成品として組み込む対応が妥当。
外注先に製造してもらうプロダクト(外注加工品)は購買可能としておきます。
部品表タイプに「外注」を選択し、外注先を指定します。
外注先に購買オーダを作成します。ここでは明細に外注加工品を指定し、単価には加工賃を入力します。
購買オーダを確認すると、入荷予定とともに、製造オーダが生成されます。
入荷予定は一見普通のものと同じように見えますが、明細(在庫移動)を開くと、移動元ロケーションがSubcontracting Locationになっていることが分かります。
製造オーダでは、オペレーションタイプがSubcontracting、原材料ロケーションおよび完成品ロケーションが共にSubcontracting Locationとなっています。
外注先での製造状況を管理する場合は、製造オーダと入荷をそれぞれ然るべきタイミングで処理します。
外注先での製造状況を管理しない場合は、外注先からの入荷時にOdooで入荷処理すると、製造オーダも自動的に処理されます。