Odoo クイックスタート利用規約

第 1 章 総則

第 1 条 (目的・用途)

1.本規約は、Rooms For (Hong Kong) Limited (以下「当社」)が提供する統合業務管理システム(以下「本システム」)および関連の各種サービス(以下「本サービス」)の利用に関し、当社と会員の間に適用するものです。会員は、本規約に同意のうえ、本サービスを利用するものとします。

2.会員の本サービスの利用用途は、次の各号のいずれかに限ります。

(1) 会員の業務基盤としての本システム使用、およびそれをサポートする用途

(2) 大学・専門学校等での教育用途

第 2 条 (定義)

本規約において使用される各用語の意味は、次の各号のとおりとします。

(1) 「本サイト」とは、当社が本サービスを提供するために運営するウェブサイトを指します。

(2) 「会員」とは、当社の承諾により本規約に基づく本サービスの利用に関する契約(以下「本利用契約」)が成立し、当社から本サービスの利用を許諾されている法人または個人を指します。

(3) 「登録情報」とは、本サービスの利用に先立ち会員が提出する、会員の名称、電子メールアドレス、住所、管理者等の情報を指します。

(4) 「管理者」とは、会員に所属する個人、または会員から業務委託された個人、または会員から業務委託された法人に属する個人であって、本サービス利用状況を管理するとともに利用申込もしくは利用条件の変更などにおいて、当社との窓口となる者を指します。

(5) 「利用者」とは、会員に所属する個人、または会員の業務委託先個人、または業務委託先法人に所属する個人であり、会員のログイン名を用いて本サービスを利用する者を指します。

(6) 「ログイン名」とは、利用者ごとに発行される本サービス利用のための、本システムを含む各種システムへのアクセス ID を指します。

第 3 条 (基本契約性)

1.当社は本規約のほかに必要に応じて別規約を定めることがあります。この場合、別規約に特に断りがない場合は、本規約の適用も受けるものとします。

2.当社は会員の承諾を得ることなく、本規約の全部または一部を変更できるものとします。また、会員は、変更された最新の本規約に従うものとします。

3.当社は本規約に変更があった場合、その変更内容を速やかに管理者に通知するものとし、通知の際に指定された日付以降は、変更後の本規約が適用されます。会員が通知の際に指定された日付以降に本サービスを利用した場合、会員は変更後の本規約に同意したものとみなします。

第 4 条 (通知)

1.当社は、本サービスに関連して会員に通知をする場合には、本サイトにその内容を掲示する、または登録情報として提供された電子メールアドレスに電子メールを送信するなど、当社が適当と判断する方法で実施します。

2.前項に定める方法により行われた通知は、前者の場合には通知内容が本サイトに掲示された時点、後者の場合は当社が電子メール・文書を発信した時点に、それぞれその効力を生じるものとします。通知が管理者に未達または管理者が通知を未確認な場合でも、その効力に影響はないものとします。


第 2 章 サービス内容

第 5 条 (サービス内容)

当社は、本サービスの提供のために当社にて手配する装置、設備、通信回線およびソフトウェア(以下「当社の設備等」)を用い、本システムを使用する会員のデータを管理します。会員は、インターネットを通じて当社設備等に接続し、本サービスを利用します。

第 6 条 (サービス内容の変更)

1.当社は、会員への事前の通知をもち、本サービスの一部または全部を変更できるものとします。但し、変更の内容が重大でない場合は、通知をすることなくこれを実施することができます。

2.当社は、本サービスを廃止し本サービスの内容を継承した新たなサービスに変更できるものとします。その場合、当社は変更する 60 日以上前に管理者に対して電子メールにて通知を行うものとします。但し、60 日分の利用料を据え置くことにより、60 日前の告知に変えることができるものとします。

3.新たなサービスに変更した場合、本サービスの提供のために当社にて手配する装置、設備、通信回線およびソフトウェア(以下「当社の設備等」)にかかる費用は当社の負担とし、新たなサービスに対応するための設定・操作や必要となる装置・端末および通信回線・通信接続料など会員が利用する為の環境整備費用は、全て会員側の負担とします。

第 7 条(サービスの停止)

1.本条各項のいずれかに該当する場合、当社は本サービスの一部または全部の提供を停止することがあります。本サービスを停止する場合、別途定めのない限りにおいて、原則として停止する 1 週間以上前に、当社は管理者に対して電子メールまたは他に当社が妥当と判断する手段で通知を行うものとします。但し、事故発生等、不測の事態が発生した場合は、通知の時期が遅れる場合があります。なお、本サービスの停止にともない会員に損害が生じても、当社は一切責任を負いません。

2.次の各号のいずれかの状況が該当する場合、当社は全会員に対し本サービスを停止できるものとします。

(1) 当社の設備等に障害がある

(2) 当社の設備等の保守、点検、整備、改良または拡張などを実施する必要がある

(3) コンピューターウィルス感染防止の手段として、当社の設備等の停止が必要と当社が認めた

(4) 大規模災害等による不可抗力でサービス提供が不可能

(5) その他合理的な理由により、当社が緊急にサービス停止が必要と認めた

第 8 条 (サービスの廃止)

1.本サービスの全部または一部を廃止する場合、廃止する 30 日以上前に管理者に対して当社は電子メールにて通知を行います。通知内容の発信によりその効力が生ずるものとし、通知が管理者に未達または管理者が未確認でもその効力に影響がないものとします。

2.当社が予期し得ない事由または法令・天災等の止むを得ない事由によりサービスを廃止する場合で、30 日以上前の通知が不能な場合は、当社は通知が可能になり次第、速やかに管理者に対する通知を行う義務を負います。

3.本サービス廃止の翌日から 30 日以内に、当社の設備等に記録されている全てのデータならびにそのバックアップデータは、当社の責任において削除します。削除後はいかなる方法によっても復元できないようにします。当該削除の実施後、会員がバックアップ作業を行っていないことによるいかなる損害についても、当社は保証しません。


第 3 章 契約の成立・更新・終了

第 9 条 (申込・契約成立)

1.本サービスの利用希望者は、本規約の内容に同意し、登録情報を提供した上で、当社が指定する方法で申込を行います。本サービスの利用希望者が申込を行った時点で、当社は、申込を行った者(以下「利用申込者」)が本規約の内容を承諾しているものとみなします。

2.本利用契約は、前項の申込を当社が受諾し、当社から本サービスの利用申込者へその通知を行った日に成立するものとします。

3.当社は、利用申込者が以下の各号のいずれかに該当している場合は、当該申込を承諾しない場合があります。

(1) 申込内容に虚偽、記入漏れ、誤記、判読不能部分があった場合

(2) 過去に規約違反等により、当社が提供するサービス利用の資格を取り消されたことがある場合

(3) その他当社が会員として不適当と判断し、当該理由を利用申込者に提示した場合

第 10 条 (期間・更新)

本利用契約は、合意された契約期間の終了日をもって終了するものとします。但し、当社と有償会員との間の本利用契約は、有償会員から変更・解約の届出がない場合、終了する本利用契約の契約期間と同じ期間で自動更新されます。

第 11 条 (会員による解約)

1.会員は、本サービスの契約期間中、管理者による書面での届出をもち、いつでも本利用契約を解約できます。解約日は、会員で指定する解約希望日もしくは当社で会員からの解約通知を確認した日のうち、遅い方の日とします。

2.当社から会員に解約通知受領確認の連絡がない場合、当社の落ち度を証明するに足る状況が認められない場合は、当社は解約通知を受け取っていないものとみなします。

3.当社が請求する利用料金につき解約時に未払金額がある場合、会員は当社が指定する支払期日までに未払金額を支払うものとします。

4.利用者が本システムを利用したことにより記録されたデータは、利用終了時までに、本規約第 20 条 1 項に定める通り、利用者または管理者によりバックアップ作業を行うものとします。

5.本サービス利用終了の翌日から 30 日以内に、当社の設備等に記録されている全てのデータならびにそのバックアップデータは、当社の責任において削除します。削除後はいかなる方法によっても復元できないようにします。当該削除の実施後、会員がバックアップ作業を行っていないことによるいかなる損害についても、当社は責任を負いません。

第 12 条 (当社による解約)

次の各号のいずれか状況が該当する場合、当社は関係する会員に対し通知を行うことなく、本利用契約の解除等必要とされる手段をとることができるものとします。

(1) 会員からの申込もしくは提出書類に、虚偽の内容もしくは不備がある

(2) 会員に当社または第三者の著作権、その他知的所有権、名誉、信用、プライバシーを侵害する行為または公序良俗に反する行為がある、あるいはその恐れがある

(3) 会員に本利用契約に基づき当社から提供された情報および役務を、第 1 条 2 項に掲げる用途以外のために使用する行為がある、あるいはその恐れがある

(4) 会員に当社または第三者のシステム、またはデータの滅失、損壊、盗用行為がある、あるいはその恐れがある

(5) 会員が契約期間終了までに期間更新の手続をとらない

(6) 会員によるログイン名、パスワードの不正使用がある、またはその可能性が高いと判断される

(7) 会員による違法行為あるいは違法行為をそそのかす行為がある、またはその恐れがある

(8) 会員に当社の本サービス提供を妨害する行為がある、あるいはその恐れがある

(9) 会員に第三者の本サービス利用を妨害したり支障を与えたりする行為がある、あるいはその恐れが

(10) 会員に本規約への違反行為が認められる

(11) 会員および管理者が 60 日以上に亘り連絡不能もしくは所在不明である

(12) 会員の代表者が差押、滞納処分を受けた、または破産の申立、保佐開始の審判、後見開始の審判を受けた

(13) 会員が破産、民事再生手続、会社更生手続、特別清算の申立を行った、または手形交換所の取引停止処分、差押、滞納処分を受けた

(14) その他合理的な理由により、当社が会員として不適当と判断した


第 4 章 利用料金と支払方法

第 13 条 (サービス利用料金)

1.当社は会員に対し、本サービスの利用の対価として、当社が本サイト上に掲げる利用料金を請求します。

2.当社は、会員の承諾なく、利用料金の変更・改訂を行うことができるものとし、会員はこれに同意するものとします。また、変更・改訂後の料金体系は、契約更新時に適用されるものとします。

3.利用料金に変更・改定がある場合、当社は 90 日以上前までに当該変更・改訂により影響を受ける会員へ通知します。

第 14 条 (利用契約終了時)

本利用契約が終了しても、既に当社が受領した本サービスの利用料金および付帯する料金等につき、当社は返金を行いません。

第 15 条 (請求と支払)

1.当社は会員に対し、契約期間分の本サービス利用料金を、契約期間開始時に請求します。会員は当社指定の期日までに、当社の指定する方法で支払を行う義務を負います。

2.第 12 条に該当する場合、会員は期限の利益をただちに喪失し、当社に対する債務の全額を当社の指定する方法で一括して支払うものとします。

3.振込手数料等の利用料金支払に係る諸費用は、会員の負担とします。

第 16 条 (サービス停止発生時)

サービス停止中であっても原則として課金の対象となります。但し、当社の責に帰すべき事由で契約期間中に延べ 5 日以上のサービス停止が発生した場合は、会員の要求に基づき、停止期間該当分の料金を減じます。


第 5 章 運用上の取決め

第 17 条 (管理者の選任)

1.会員は、必ず管理者を選任し、当社に通知しなくてはなりません。

2.管理者は、特定の個人で、本規約および第 3 条に定める別規約に定められた管理責任を負います。

第 18 条 (変更届け出)

1.次の各号のいずれかに該当する場合、会員もしくは管理者は当社の定める方法で、当社に対し速やかに変更内容を届け出る義務を負います。

(1) 住所もしくは所在地を変更しようとするとき

(2) 商号もしくは屋号を変更しようとするとき

(3) 電話番号もしくは管理者の電子メールアドレスを変更しようとするとき

(4) 管理者や管理者の連絡先を変更しようとするとき

2.当社が必要と判断する書類がある場合、会員は当該書類を提出する義務を負います。

3.会員は、本規約第 12 条 (12)もしくは第 12 条(13)のいずれかに該当する、または該当する恐れがある場合、当社に速やかに届け出る義務を負います。

第 19 条 (ログイン名およびパスワード管理)

1.管理者は、すべてのログイン名の管理に責任を負うものとし、当社はログイン名、パスワードの漏洩により会員に損害が生じても責任を負いません。また、ログイン名の不正使用や管理不行届により、当社または第三者に損害が生じた場合には、会員が責任を負います。

2.会員は、すべてのログイン名、パスワードを会員の業務委託先以外の第三者に開示、漏洩または悪用されないよう、これを自己の同等の財産への注意と同等の注意をもって管理するものとします。 ただし、検察・警察・監督官庁からの適法・適式な情報の照会がある場合には、ログイン名およびパスワードを開示できるものとします。

第 20 条 (バックアップおよび設備保守)

1.利用者が本サービスを利用したことにより記録されたデータは、会員の管理のもと利用者または管理者により、バックアップ作業および原資料の保管を行うものとします。バックアップデータが存在しないこと、バックアップ作業を適宜実施しなかったこと、または原資料の保管を行わなかったことにより発生した会員のいかなる損害、および付帯して生じる会員の業務上の問題につき、当社は一切責任を負いません。

2.当社は、当社の設備等の障害発生時の復旧に供する為、会員のデータを含め設備の全ての記録内容についてのバックアップ作業、移動および削除をすることができるものとします。当社が作成するバックアップデータは、当社の責任と管理のもとで厳重に運用し、当社の設備等の復旧以外の目的には使用しません。当社が作成するバックアップデータは、前項の会員の管理によるバックアップデータを補完するものではなく、また当社の設備等の復旧を完全に保証するものではありません。

3.当社は、当社の設備等に障害が発生し本サービスが正常に利用できなくなった場合は、前項のバックアップデータをもとに速やかに復旧に努めます。但し、前項のバックアップデータ作成時点から本サービスが停止するまでの間に利用者が入力したデータは、当社では保証しません。

第 21 条 (会員の権利・義務)

1.会員は、会員が業務委託をする第三者に本サービスを利用させることができるものとします。

2.会員は、管理者および利用者に、本規約に定める内容を遵守させる義務を負います。

3.会員は、本サービスを利用する権利ならびに本規約上で有する権利の全部または一部を、再販売および質入れすることはできません。

第 22 条 (第三者サービス)

1.本サービスにおける当社以外の第三者により運営されるウェブサイトまたはウェブサービス(以下「第三者サービス」)との連携は、当社と第三者サービスの運営者との間の提携、協調、授権その他の一切の協力関係を意味するものではありません。

2.会員は自己の責任において第三者サービスを利用するものとし、当社は会員による第三者サービスの利用及びその結果につき、一切の責任を負いません。

第 23 条 (守秘義務)

1.当社は、業務上知り得る情報の内、会員の事業に関わる情報や個人が特定できる情報(以下、「秘密情報」)を、会員の同意なしに第三者へ開示しません。 但し、公知の事実または当社が独自に会員以外から知りえた情報は秘密情報にあたらないものとします。また、法令に基づく公的機関からの照会、法令によって当社が開示義務を負う場合は、秘密情報を開示することがあります。

2.当社は、本サービスの安定供給、利用料金の算出、もしくは当社サービスの説明に用いる情報ソース取得の目的のために、当社の設備等で管理する会員に関連する次の情報を入手することがあります。当該情報は、当社の責任において厳格に管理し、これら目的以外に利用、閲覧、開示などができないものとします。情報の開示を行う場合は、会員が特定できない形式においてのみ行います。

(1) 会員毎の当社の設備等の利用に関するデータの登録状況、データの通信量、接続状況などの管理上のデータ

(2) 会員が使用するログイン名の数

3.前項に関わらず、次の各号のいずれかに該当する場合は、当社は当社の設備等で管理する会員のデータを、会員の同意を得ずに第三者に開示できるものとします。

(1) 検察・警察・監督官庁等の公的機関から適法・適式な情報の照会がある

(2) 人の生命、身体または財産の保護のために必要であり、かつ会員の同意を得ることが困難である

4.当社は、本利用契約終了後も、本条の範囲内で本サービスにおける会員の登録情報を利用できるものとします。


第 6 章 雑則

第 24 条 (業務委託)

当社は、当社の設備等について、その設置、管理、運用および保守などの業務の一部または全部を第三者へ委託することができるものとします。当社は、本サービスが常に安定して提供されるよう、業務の委託先に対し指導し、監督する責任を負います。

第 25 条 (免責)

1.当社は、会員が本サービスを利用した結果、ならびに本サービスにより記録されたデータの完全性、網羅性、正確性、確実性、有用性等に関して、本規約に定められた事項を除き何ら保証しません。

2.当社は、本サービスの遅滞、停止、変更、中止、廃止に関連して発生した会員の損害につき、本規約に定められた事項を除き責任ならびに利用料金の返還義務は負いません。

3.ログイン名、パスワードの管理運用は管理者の指示のもと、会員にて厳格に運用するものとします。パスワードにより認証されたログイン名による本サービスの利用は、全て正規利用者の利用とみなし、本来の利用者とは別であったとしても、当社は不正利用による責任を負いません。

4.当社は、会員が本サービスを利用するための当社の設備等についてのみ保証し、当社の設備等までに接続するための通信回線、装置、設備またはソフトウェア等について、一切の責任を負いません。

5.当社は事前に会員へ通知することなく、本システムを修正、変更、更新することがあります。それに関わらず、当社は本システムの修正もしくは更新する義務、および本システムに関するサポートを提供する義務を負いません。

第 26 条 (損害賠償)

1.当社は、本規約上の義務の履行につき故意または重過失が無い場合には、損害賠償の責任を一切負いません。当社が損害賠償を負担すべき場合は、過去 3 ヶ月間に本サービスの利用に関し会員が支払った額を上限とします。

2.会員が第 12 条に該当、または本規約の違反により当社が直接または間接に損害を被った場合、本サービスの終了状況に拘わらず、当社で合理的とみなす金額での損害賠償請求に従い、会員は損害賠償義務を負います。

第 27 条 (知的財産権)

本サービスに関する著作権(二次的著作物を作成する権利およびこれを利用する権利を含む)、著作者人格権、特許権、意匠権、商標権及びパブリシティ権等の知的財産権は、当社および正当な権利者たる第三者に帰属します。本利用契約の成立は、本サービスの利用に必要な範囲を超える知的財産権の利用許諾を意味するものではありません。

第 28 条 (準拠法、裁判管轄)

本規約の準拠法は日本法とします。また、本サービス利用に関連して当社と会員間で紛争が生じた場合は、東京地方裁判所を第一審専属管轄裁判所とします。


附則

1.2015年9月11日 制定・施行