9月末から10月初にかけて、OCA Days 2024とOdoo Experience 2024に参加するためにベルギーに行っていました。忙しさにかまけて書けていなかったのですが、暇になる気配もないので記憶が薄れる前に記事にしておきます。
今回の出張の感想を一言でいうと、行ってよかったです!小さなチームで主要メンバーが1週間業務を空け、それなりにコストをかけて行きましたので月次の収支には痛手でした。 ですがOdoo発祥の地の探訪は長年私が望みつつも見送り続けてしまったことであり、これ以上の先延ばしはしたくありませんでした。当地ではイメージしていた通り、多くのOdoo社の方々やOCAメンバーとの交流することができました。Odooの勢いを目の当たりにし、自分の中で今後Odooがどのように発展していくかのイメージがより明確になりました。これは本場ベルギーでなければ達成し得ない成果であったと思います。
本稿ではOdooとOdooコミュニティ協会(OCA)のイベントに参加して感じたことと、日本のマーケットで今後どのような動きが起こるのかについて、私なりの見通しを書いてみます。
本物であったOdooの勢い
Odooは間違いなく勢いがあります。Odoo Experience 2024(10/2~/4の3日間)はBrussels Expoという由緒ある会場で、「ヨーロッパ最大のビジネス&テックイベント」と銘打って開催されました。公式イベントページによると35,000人以上の来場者となっていますが、これはおそらく前年実績に基づくもの(ちなみに2023年のイベントページには来場者数15,000人以上と出ています)で、今回のイベントには実際これ以上の来場者がいたものと思われます。Fabienがオープニングキーノートで「50,000室のホテル宿泊の経済効果」というフレーズを出してましたので、それを真に受けると少なくとも50,000人以上の来場者がいたことになります。この数字は東京ビッグサイトで開催された2024年度の「Japan IT Week【春】」の来場者数に匹敵するものです。この集客をOdoo単独で行っているというと、その勢いもイメージしやすいのではないでしょうか。寄せ集めの展示会とは異なり、皆Odooというテーマのもとで集いますので、その分会場の一体感も高く、Odoo社の人たちと参加者間、また参加者同士でのコミュニケーションも活発に行われていたと思います。
Odoo Experience 2024 - Aftermovie
もともとOdooは幅広い領域を統合的にカバーしていることが強みなのですが、それぞれの領域でソリューションの完成度が確実に上がっています。普通はこれだけ手を拡げると既存の仕組みの維持に膨大なコストがかかり、そこが足かせになって進化が鈍ったりするものです。ですがOdooにおいてはモジュラーな構造とサポート対象バージョンを絞るビジネスモデルが奏効し、まだそのスピードが緩む気配は感じられません。
私自身の認識も、以前は「さまざまな領域について、とりあえず機能がある(まだ領域特化型のSaaSプロダクトには敵わない)」であったのが、徐々に「さまざまな領域についてだいぶ使える機能がある」に変わってきています。今回リリースされたバージョン18.0でもこの点を改めて認識しました。以前は「他プロダクトの機能面の優位性」と「Odooによる統合のメリット」を天秤にかけたときに前者が勝るという判断がされるケースも多かったと思います。それが今では機能性においてもOdooが他プロダクトを追い越している領域も増え、前者の優位性が消えてきているという実感があります。こうなるとOdooが受け入れられない理由はありません。Odooはこれまでの流れにそってプロダクトの改善を重ねていけば自ずとユーザが増えていくフェーズにあるといえるでしょう。
Odoo社の皆さんも、各出展社の方々も、皆将来への自信に溢れているのが感じられました。Odoo社の経営陣やプロダクトオーナー、ローカリゼーション担当者の方々等と直接会話し、ポジティブなエネルギーを受けることで、私が長年Odooの可能性を信じてやってきたのは間違いではなかったと思えました。不思議なことですが、Odoo社に対して時折感じるフラストレーションの一部も解消した気がしました。日本でOdooサービスを提供する中で、Odoo社のヘルプデスクにイシューを投げることもよくありますが、そのサポート品質は私(および多くの日本の人)の感覚からすると良くはありません。イシューに対して私たちの思うあるべき解が得られないとき、結構食い下がってしまうのですが、あまり気張らずに「やり過ごす」のも一つのやり方なのかもしれないと。私たちが細かいイシュー1つにこだわっている間に、Odooは100の進化を遂げており、それを実際にマーケットが受け入れてきているわけですから。
日本ではOdooがまだあまり知られていませんが、だからこそ面白い状況にあります。私は以前からこの流れが日本にも入ってくると喧伝するオオカミ少年役を担ってきたのですが、今回のOdoo Experienceへの参加で、その時がすぐそこに迫っているのを感じました。さあ、Odooサービス事業者の皆さん、準備はできていますか?うちはまだです(笑)。サービス品質には自信がありますが、デリバリキャパシティをもっと増やさなければなりません。
(Odooの帽子をかぶってビール博物館に立ち寄ったところ、スタッフの方に「Odoo Experienceに行ってたの?僕も行こうと思ってたんだよ」と言われました。)
募るOCAの危機感
順番が前後しますが、Odoo Experience 2024に先立ち、Liegeで開催されたOdooコミュニティ協会(OCA)の年次イベントOCA Days 2024(9/30-10/1)に参加しました。例年Odooのオープンソース活動を展開するメンバーが集い、コードスプリントと平行して、コミュニティ機能や開発プラクティス、コミュニティでの協働促進等をテーマにトークセッションや意見交換が各所で展開されるイベントです。正確な人数は把握していませんが、今年の参加者は220名ほどであったのではないかと思います。
私は長年OCAの活動に関わってきていますが、ベルギーでの年次イベントに参加するのは今回が初めてでした。オンラインでやり取りをしてきた人々の多くとも、直接会ったのは初めてだったのですが、旧くからの友人に久しぶりに会ったような、不思議な感覚を覚えました。
今回のイベントでは、特に「いかにOCAのプレゼンスを高めるか」が通底するテーマとなっており、これ自体を主題としたトークセッションではもちろんのこと、その他の多くのセッションでも、この点に関連した議論が展開されました。
コタエルのブログ記事の論調にも出ていると思いますが、ここしばらくOCA内でもOdooマーケット内での「OCAの力の相対的な低下」が懸念されています。あくまで相対性の観点での話です。絶対性の観点では、OCAの力は高まっているのです。各種ガバナンスの仕組みやツールには改善が重ねられ、参加者もOCAレポジトリでの活動量も、ゆるやかな増加傾向にあります。ですがここでの懸念はOdoo本体の力に比べてのことです。感覚的には、Odoo本体の力がここ数年で10倍になったところ、OCAのそれは2倍に満たないといったところではないでしょうか。Odooの勢いに、OCAの勢いが全然追いついていないのです。
ここ数年のOdooの勢いは、さまざまな要因はありますが、主にプロダクト本体の改善や価格改定のマーケットへの訴求力が高かったことに起因するものと見ています。OCAによるOdooエコシステムの下支えがこの勢いに寄与している面は確実にあるはずですが、その因果関係を直接的に見てとる術はありません。
9年前にOdooに企業版が登場して以来、Odoo社の従業員数も300名弱からから4,000名以上に拡大しています。Odoo社のパートナー数も数百社から、今や公式パートナーで3,000社を超えています。実はこの間にOdooに取り組み始めたプレイヤー(従業員/パートナー)の多くは、オープンソースやOCAのことをよく知りません。オープンソースの側面を含めたエコシステム全体のことよりも、主にプロダクトやサービスを販売することに興味が向いています。OSS活動をもとにプロダクト改善に取り組む側から見ると、これらプレイヤーたちは、自らの販売活動こそがOdooの発展をドライブしていると信じるエコーチェンバーの中にいるのではないかと感じることもよくあります。
この状況の何が良くないのでしょうか?今回のOCA Daysでもいくつかのセッションで頻出した言葉を借りると、Odooサービス提供側の「レモン市場」化です。情報の非対称性がある中で雑多な事業者がOdooについて情報発信をしだすので、判別の術を持たないユーザからするとどの事業者がよいのかがわからない状態となり、結果としてOSSコミュニティ活動を積極的に行う実力ある事業者がフリーライドされる形で割を食うというものです。この状況は日本市場においても顕在化してきています。多くのOdooサービス事業者は、OCAのもとで活動するコントリビュータの成果物に依存していたとしてもその事実を公にするでもなく、自らのサービスの優位性を語ります。
レモン市場は言うまでもなく健全ではありません。ともすると良質なコミュニティプレイヤーが淘汰され、ユーザには低質なサービス事業者しか残されないということも起こり得ます。良いコミュニティプレイヤーがいなくなったOdooエコシステムは、今とはまったく異なる性質のものとなり、将来的にOdooの発展を阻害することになるでしょう。問題なのは、このような変化が、OSSをコアとしたOdooエコシステムの形成にこれまで全くかかわって来なかった人たちの手によりもたらされていることです。このあたりは次のブログ記事にも書いてありますので、ぜひご覧ください。
OCAはよいOdooソリューションをオープンな場で協働して作るという理念を共有したメンバーの集まりです。そうであるがゆえ、皆Odooの発展自体は大変良いことと認めつつ、その発展から生じている力関係の変化が、これまでのところOSS活動を推進するプレイヤーには必ずしも好ましくない方向に働いていることを憂慮しています。
Odooの古き良き完全オープンソース時代(あえてそのような呼び方をします)は、オープンな場での活動がサービス事業者の力量を示す指標として有効に機能していました。ですが2015年に企業版が出て、Odoo社およびサービス事業者それぞれにてクローズドな要素やライセンス販売の比重が高まると、オープンな場での活動が埋もれてしまうという状況が発生しています。
この状況をふまえ、OCA理事会からは、メンバーシップの価値向上やコントリビュータの認知向上のための施策、そしてそれらの遂行を支えるための収入の安定化のための具体的な施策が提案されました。詳しくはOCA CEOのVirginieさんのセッションのビデオをご視聴ください。
OCA Days 2024 - Virginie Dewulf - What's New with the OCA?
Odoo社とOCAの関係「修復」はあるか?
Odoo社とOCAはもとより仲違いをしているわけではありません。なのになぜ関係「修復」という言い方をするのか?それは現状の関係性がOdooエコシステムの健全な発展を目指す観点からすると理想的であるとは言い難いからです。Odoo社が企業版のサブスクリプション収益をもとに力をつけてきた結果、Odoo社のOCAへの関心が相対的に低下してしまっており、現在は両者間の協働によるシナジーがあまり発揮できていない状況にあります。
Odoo Experienceでは350以上のトークセッションが設けられましたが、そのうちの一コマでVirginieさんによるOCAの紹介がありました。
Odoo Community Association: how we build open source Odoo addons & learn from each other
Virginieさんが喉を痛めていたからか、思っていたより短時間で済みましたが、OCAについて知っていただくにはよいプレゼンテーションですので、ぜひご覧になってください。ちなみにセッションの最後の質問(Do you have a good idea of how OCA gets to cllaborate better with Odoo?)は私が出しました。
実はこのセッションにはFabienさんが参加していていて、セッション後にFabienさんとVirginieさんで何やら話し込む一幕がありました。後でVirginieさんに何を話していたのか聞いたのですが、セッションの最後の質問(私が出したもの)を聞いて、彼自身何かしらOCAとの連携があってもよいのでは?と思ったとのことでした。以前はOdoo Experienceの開催に合わせてOCA理事メンバーと打ち合わせの場を設けていたものの、それがここ数年なくなっていました。そのような対話の場を復活させてもよいのではないかと思ったそうです。VirginieさんからはOCAウェブサイトのリンクをOdoo社のウェブサイトに載せてほしいというリクエストが出されましたが、こちらについてはOCA以外にもたくさんアソシエーションがあるからOCAだけを特別扱いできないという理由であまり前向きなコメントはなかったようです。
その後、私自身Fabienさんと少し立ち話する機会があり、日本の状況はどうなのかと聞かれました。私からは、
- 日本向けのローカリゼーションは進んではいるけれども非常に遅い
- 特にローカリゼーションが進んでいないうちはコミュニティ活動を促進すべき
- だが日本にはオープンソースの文脈でOdooに取り組むカルチャーがほとんどない
- だからOdoo社としてもOCAとうまく連携してオープンソース活動をサポートしてほしい
という話をしました。
ここから何か目に見える変化がすぐに起こるものではないのかもしれません。ですがOdooの完全オープンソース時代からOdooエコシステムへの貢献を念頭にOSS活動に取り組む中で私自信が感じてきた課題の一部をFabienさんに伝え、彼の注意を少し引くことができたのは、上述の危機感を持つ流れの中にあり、一筋の光明であったと思います。
こういうコミュニケーションも積み上げが大事です。Virginieさんのセッションをきっかけに、FabienとOCAの間で定期的に会話する場が設けられるようになるのかもしれませんし、私からのメッセージがどこかで小さく実を結んで、Odoo社のカルチャーの揺り戻し(OSSとしてのアイデンティティへの回帰)につながることもあるのかもしれません。一つ一つのメッセージのインパクトは必ずしも大きくないとしても、可能性を信じてメッセージを発し、種まきをすることは大切なのだと思います。
Fabienさんとの会話とは別のチャネルで、もう一つOCAにとってポジティブな結果につながる可能性があるコミュニケーションもありました。CTOのAntonyさんがOCAのブースに立ち寄ったときに、VirginieさんからOCAのブース料につき特別措置がとれないか打診したところ、Antonyさんからは来年は自分にメールくれたらよきに計らうからというコメントがありました。OCAの収入はそれほど大きくない(現状100Kユーロ程度/年)ので、ブース代2,500ユーロが免除されると少なからず助かりそうです。そして金銭的なサポートもさることながら、Odoo社との具体的な連携実績ができることの象徴的な意味合いも重要である気がします。
ベルギーのOdoo社スタッフの中にもOCAに馴染みのない人は増えていて、古株のメンバーは皆OCAのことをよく知っているのですがここ数年で入社したメンバーの多くはOCAのことを知らないようです。どんなかたちであれ、Odoo社とOCAの連携があり、そこに接点をもつOdoo社のメンバーが増えるのは、健全なエコシステムへの回帰に必要なことではないかと思います。
(Fabienさんと、8年ほど前に香港で会って以来の再会。一緒にサムズアップしてくれよFabien。)
日本市場でこれから起こること
短期かつマクロで見ると、混乱の時期があるのではないかと思います。オープンソースコミュニティ活動に携わったことのない新規参入の事業者が増え、Odoo社の日本市場向けの体制も追いつくのにも時間がかかり、ユーザにとって具体的に役立つ日本語の情報は限られ、必要以上に多くのプロジェクトが「失敗」に終わる(少なくとも後から振り返ると失敗だったと評価される)可能性があります。
繰り返しになりますが、Odooの勢いは本物です。そしてこの勢いは日本にも必ず入ってきます。既にそのための条件は揃ってきています。プロダクトのローカリゼーションに関しては、コタエルでも少なからず積み上げてきました。現在は供給体制がボトルネックにり、Odooの流入が抑えられている状態にあります。そんな市場環境ですから、これからOdooを商材にサービス提供する有象無象のプレイヤーが多数出てくるのでしょう。
そこで起こるのはレモン市場化の加速です。これまでもレモン市場の状況はありましたが、これが悪化します。新規参入するプレイヤーたちは、自分たちがレモン市場を作っているなどとは微塵も思わないでしょう。そういうものです。エコシステムは、いつもその成り立ちや微妙なバランスを理解していない無関心な参入者によって崩されます。
おそらくそれでもOdooはしばらく伸びます。そしてプロダクトの進化がレモン市場にもそれなりの安定をもたらすのだと思います。以前はOdooの導入を成功させる要素として、プログラミングやサーバー周りといった低レイヤー領域の知見の比重がかなり大きかったのですが、それがプロダクトやOdoo社のサービスの進化に伴い、Odooの機能理解やコンサルティング力といった高レイヤー領域の方にシフトしてきているのを感じます。低レイヤーが安定していれば、それほど大コケしないのです。
OCAでの活動をはじめとしたOSSコミュニティ活動は、このままだと日本で広がりを見せることはないように感じています。そうなることがあるとすれば、最もありそうなシナリオはコタエルのメンバーが増え、それに比例してコミュニティでの活動量が増えるというものです。ですがこれだとOdooエコシステムを支える要素としてはいささか脆いと言えます。健全な状態にするためには、何よりコタエル以外のOdooサービス事業者のコミュニティ活動への参加が待たれます。(待ってますよ!)
コタエルはどうするのか
一つやるべきだと思ったのは「Odoo社のシナリオに乗る」ということです。Odooを、カスタマイズを排して一定の品質を保ちつつ、より速く低価格でクライアント企業に導入していく。そんなアプローチです。新しい話ではなく、以前からOdoo社はこのような導入手法を推奨しています。ですがOdooとマーケットを知る者の実感として、日本市場向けにはまだ早いと考えていたのです。それがベルギーでOdooの盛況ぶりを目の当たりにし、また私たちの日本市場向けの積み上げを改めて振り返るにつけ、そろそろこのアプローチを前面に出していくべき時が来ていると感じました。零細企業がさくっと導入できるERPサービス、これを目指します。まだ作りこみが必要な箇所もありますが、この方向性に沿ったサービス開発を進めていくつもりです。
それと並行して、より意識的にOSSコミュニティ活動に取り組んでいきます。これまで書きましたとおり、良し悪しは別として、このままでは水が低きに流れるようにコミュニティ活動は相対的にしぼんでいきます。レモン市場化が進むことで、知らぬ間にユーザが本来享受できたはずのオープンソースのメリットが得られない市場環境になってしまいます。私たちコタエルはOCAでの活動を継続しつつ、いくつかの領域でより深くコミットしていくつもりです。帰国後の実際の動きとして、私田代が2024年度のOCA代議員選挙に立候補し、無事当選を果たしました。また、遅ればせながら(かつ少ないながら)コタエルのメンバー全員分のOCAメンバーシップを購入しました。この先も微力ではありますが、OCAの運営・活動を、リソース面・資金面双方からサポートしていきます。何といっても、OdooをOdooたらしめている一番の要素はオープンソースであることです。オープンソースの良さは、オープンな場での協働と知見の共有にあります。コタエルはこの精神を体現する一主体であるとともに、周りの事業者がOSSコミュニティ活動に参加する意志をもつことがあれば、そのために必要な支援を提供したいと考えています。
今回のベルギー出張を経て、当面進むべき方向性は明確にイメージすることができました。やることは膨大にあります。気持ちが先走って空回りしすぎないよう注意しつつ、よりよい未来を目指して一つ一つタスクをこなしていきます。
(ふだんつまらなさそうに仕事をしている神田さんも、ベルギーでは楽しそうでした。)
課題の解決が好きな方
OSSを活用して企業のDXを本質的に進めたい方、
コタエルでやってみませんか?
Odooの勢いとOCAの危機感、そしてこれから起こること