コタエルに入社して10か月が経ちました
2021年3月に中途で入社した加倉井です。
入社前の面談で「実は今月末で1人退社するので、現状は私と2人になりますが、大丈夫ですか?」と念を押されて若干ビビりながらも「ひゃ~面白そ~~」とダメ元で入社し、なんだかんだありつつ10か月が経過しています。
在宅勤務が奨励されIT化を推し進める企業が増えている中、ERPシステムのひとつであるOdooにも注目が高まり、コタエルもOdooの公式パートナーの一社としてお問い合わせをいただくことも多いです。新規でOdooの利用をご検討されているお客様からのお問い合わせもありながら、以前からOdooをご利用いただいているお客様向けのバージョンアップ対応もありつつ、という仕事はあるのに人手が足りないためにお客様にお待ちいただいていたりお断りしてしまうケースもある状況です。ということで、一緒に働く仲間を絶賛募集中です。
(※ちなみに、「人手不足」と聞いて「≒ブラック企業では?」とイメージしてしまった方はぜひ最後まで読んで欲しいです。実はコタエルはビジネスモデル上、そうなりにくい、健康に働きやすい仕組みがあります。)
仲間募集にあたって、ではどんな人に来て欲しいか…ということで、このページを作成してみました。
私自身「Odooというシステムを初めて見る」というところから入社し、最初はキャッチアップなどに苦しんだこともあったものの、10か月経った現在はコタエルで楽しく働けています。というわけで、私の独断ですが「こういう人ならきっとうちで活躍できる!」と思える要素をいくつか挙げてみました。
好奇心旺盛な人、すぐに調べて試してみたくなる人
サバイバルを楽しめる人、成長を実感したい人
合理的であること、お客様にとっての本当の価値は何かを考えるのが好きな人
以下、それぞれ詳細も書いてみましたので「これ、自分のことでは?」と思ったあなた、ぜひ一緒に働きましょう!!ご応募お待ちしています。
好奇心旺盛な人、すぐに調べて試してみたくなる人!
広い視野、視点を持ちながらサービス提供できることが理想です
まずはざっくりとした業務範囲のご紹介です。
コンサルタントかつエンジニア、一般的な用語で業種をあえて分けるのであれば、下記のような職種になるかと思います。
業務改善コンサルタント
ERPシステムコンサルタント
プロジェクトマネージャー
システムエンジニア(Python, JavaScript, SQL, HTML, CSS等)
サーバエンジニア
営業/マーケティング
採用/育成
エンジニアとしては、おそらくフルスタックエンジニアと呼ばれるような業務範囲と思われます。
コンサルタントかつエンジニア、とは実際にはどういう働き方?
参考として、主観でチャート↓を作成してみました。
たとえば、私は下画像レーダーチャートのKさんに相当します(イニシャルの意味・・・)。
私は前職まででERPシステムの導入や保守のコンサルタントを経験していたので、現在の業務の中でも比較的コンサル寄りの業務が多いです。業務時間の割合としては、ご要望のヒアリングや要件定義、プロジェクトマネジメント、お問合せ内容に対しての調査や回答などのコンサルタント寄りの業務が7割くらいの実感です。
残り3割は逆にエンジニアよりの業務、たとえば開発されたモジュールの機能テスト、サーバ作業としてコードのアップデート(基本的なLinuxコマンドやGitコマンドの使用)、やデータベースでのデータの確認(簡単なSQL)したり、などです。
ちなみに、Yさんの枠は一見、狭いように見えますが、現状はPythonのスキルを活かしつつOdooというシステムをキャッチアップしている段階、という状況ですね。
新しいことを知ることが好きな人、できることが増えることが楽しい人はぜひ
ということで、業務上で必要とされるスキルが多いため、片っ端から吸収していくことになります。
日頃から、気になることやわからないことがある時に、すぐ調べたり試してみたりする人、できることが増えていくことが楽しい人はきっと向いていると思います。
サバイバルを楽しめる人、成長を実感したい人
(はっきり言ってしまうと、今自分が持っているスキルだけで適度にお給料をもらえる働き方…を探している人は、合わないです)
ベンチャー企業を楽しめるか=サバイバルを楽しめるか、と言い換えられると思っています。
舟がない!網もない!チャッカマンもナイフもない!?
⇒この島にあるもので解決するには?自分が作ったらみんなの効率が上がるか?他の島に取りに行くには?などなど、「問題がある」ことを認識したら、そこで立ち止まらずに、「じゃあどうしようかな?」と考え、どんどん試していくスタンスが必要です。
食料確保も水確保も寝場所確保も遭難信号も!?
⇒スキルはあった方がいいので、「今持っているスキルだけで不足しているならば、必要ならばどんどん身につける!」という向上心も必要です。
現時点で自分が持っているスキルを活かしたい、それはもちろん◎ですが、「これしかできないです」というスタンスでは人数が少ないベンチャー企業では力を発揮できるチャンスはかなり限られてしまいます。大きな船の乗組員ならば、各所で作業が分担され、自分の作業だけを確実にこなすことが求められますが、そうではないからです。
やることだらけだ!パンクする、むり!?
⇒やることは山盛りに感じてしまうのはしょうがないですが、優先順位をつけて目の前のことから一つずつ解決していく、色々試しては都度見直して改善できることは改善していく、そういう地道なチャレンジの繰り返しです。
いきなり豪華客船を作ろうとするのではなく、まずは自分が乗れる板とオール替わりさえあれば、そこから改善していけば隣の島に行けるくらいの舟は作れるようになれそう、と思えればこっちのもんです。
とりあえず棒から糸垂らして待ってみるか~、でいいのかな!?
⇒仮説を立ててその検証としてやってみる、のは◎です。ただ、なんとなくでとりあえず目についたことから着手してみる、では検証のしようがありません。
まずは目的を考える、わからないことがあるなら適宜コミュニケーションを取りながら進める、仮説検証を繰り返していくのが基本です。
サバイバルに近い環境なのは確かですが、無人島というわけではないので、仲間はどんどん活用しましょう。仕事の基本として、まずはゴールと期限を確認して、目的、計画の想定を認識合わせする、想定からのずれがあるなら都度また認識合わせする・・・仮説検証とホウレンソウの組合せのサイクルが回れば、周りの協力を得ながら進めていけるはずです。
合理的であること、お客様にとっての本当の価値は何かを考えるのが好きな人
(お客様に価値を提供すること、業務やシステムの課題を解決することは、時にはお客様の気持ちには寄り添わないこともあります)
コタエルという会社は、代表の田代の「より柔軟で費用対効果の高い業務管理システムサービスを提供すること」を設立目的とするところからスタートしています。
この設立目的は、私自身が、入社前にも「いいな」と思った部分ですが、10か月働いてみた現在でも「きちんとこの目的のために、あれこれがきちんと筋が通っているな」と思えています。以下、その一端が伝わればと思い、具体的にどんな働き方をしているのかをピックアップしてみました。
当社の設立目的は、「より柔軟で費用対効果の高い業務管理システムサービスを提供すること」です
…と弊社ブログにも記載しています。
(こちらもぜひ→「いつもお世話になっております」は書かないことにしています)
導入の際の金額はホームページに明記してあります
費用対効果の高いサービス提供、をうたう企業は多くあると思いますが、システム開発を行う企業において、前もって金額についてお伝えすることは、実は非常に難しいです。
理由は様々な要因がありますが、たとえば、開発を始める前の段階ではお客様ご自身が明確なご要望を持っているケースが多いとは言えず、仮に明確に要件レベルまで落とせていたとしても、実際に開発してみて運用してみて初めて実際のご要望はそこではないと気づく…ようなことは多々あるからです。
その上で、ではどうすればお客様に「費用対効果の高いシステムを提供できるのか」、納得して先を見通してシステム投資していただけるのか、そこから考えられたのが現在のサービスです。
ユーザーとなるお客様との直接契約が基本です
(二次受けでの契約はよほど特別な事情がない限りはお受けしていません。)直接、顧客とコミュニケーションが取れることで、ご要望のヒアリングや実装結果のフィードバックの受け取りなど含めたコミュニケーションの効率は上がりますし、第三者のマージンによるコストも省くことができます。
(ちなみに、その分、コンサルタントやプロジェクトマネジメントとしての力量も必要になるため、求められる知識やスキルも上がる分、業務的な難易度は上がります。その分やりがいもありますし自分の成長を感じられる瞬間も多いです。)
顧客からのご要望を全て開発、はいたしません
顧客からの「ここにこういうものを追加したいです」のようなご要望は、背景や目的・用途をお伺いし、納得できなければ開発しません。不要なカスタマイズは将来的な保守費用への負債となるからです。
たとえば、各種帳票のレイアウトなど、「今の(前の)システムではこうなっているんです」というお言葉はよくいただきますが、そのレイアウトに合わせることは、業務的な価値を産んでいるのでしょうか?「システムが変わるので、慣れてください」で済むのであれば、開発費用、保守費用、将来的なバージョンアップの際のメンテナンスコスト、、などを総合的に鑑みて、お客様に「開発しない」提案をすることも多々あります。
ちなみに、なんでもお客様のご要望どおり開発する方が、開発工数分の費用をいただけるという意味では商売上はオイシイともいえるわけですが、そうしないのは、「より柔軟で費用対効果の高い業務管理システムサービスを提供すること」からスタートしているから、です。単純に「お客様がやりたいこと」を実現するのではなく、「お客様の業務効率化に寄与すること」を実現するべく提案することに、私達は価値を出したいと考えています。
開発費用は、アジャイル開発方式で、タイム&マテリアル方式(実際にかかった時間に応じてお客様に課金する方式)です
(先に予算をお伺いして期限を決めてから開発する方式ではない、ということです。)
この方法のメリットは、実際に実装を進めて画面をお客様に見て触っていただく→フィードバックいただく、というサイクルを小さく早く回すことで、なるべく開発ギャップを少なくすることが可能だからです。
さらに、この方式のメリットは開発する側にとっても、先に決まっている納期に無理やり合わせるような働き方をしなくて済む、大掛かりな開発をした後での手戻りをしなくて済む、など、プロジェクトでのデスマーチに陥りやすいあるある、になりにくい仕組みだという点があり、これは、お世辞にも人手が足りているとは言えない弊社の現状を鑑みると、正直うちの会社の一番いいところだと言っても過言ではないです。
(デスマーチの特徴4大要素:①納期が短すぎる、②エンジニアの人手不足、③予算が少なすぎる、④要求/仕様変更が多い 参考:wikipedia/デスマーチ)
残業は基本的にしません。やむを得ず残業した場合はその月の内に時間調整として早退するなどで調整しています
私は現在は基本的に10時少し前に出社して19時~19時半頃に退社しています。
残業しません、と言いつつもどうしても急ぎでフォローが必要になるケースなども時には発生するため、その月の内に調整するというのは(残業代の計算をするのが管理上工数がかかるのでやりたくないという背景もあったりしますが)合理的でいいと思います。残業代が支払われるわけではないので無駄な残業をしたいとも思わないですし、月に何十時間もの残業が常態化、なんてことも発生しないので健全です。
ちなみに私は趣味はゲームで毎日何かしら数時間遊んでいます。今はポケモンアルセウスにハマっています。モクローがお気に入りです。
・・・とは言え、プライベートの時間には一切仕事関連のことはしないのかと聞かれると、特に入社当初は必要なキャッチアップにそこそこ時間を使っていたことは事実です。GitHubやdockerの入門動画を探したりとか、Odooの公式動画を見ながら自分のiPadでデモ環境を触ってみたりとか、ですね。新しい技術や機能について調べたり、試してみたり、そういうのが単純に好きかどうかは大事かもしれないです。
お客様との打ち合わせは、初回のお打ち合わせからすべてウェブ会議です
コロナ禍でウェブ会議が推奨される以前からコロナ対策はバッチリです。
入社後半年程度は、可能であれば福岡オフィスに出勤できるとコミュニケーションがより取りやすいかなとは思いますが、最初から遠隔地勤務のメンバーもいます。
タイムシートを15分単位で記入しています
上記のとおりタイム&マテリアル(実際にかかった時間に応じてお客様に課金する方式)でお客様に請求する方式で運用しているため、お客様のご要望を伺うお打ち合わせでも、実際に開発する際にも、どの作業に何分かかったのかを15分単位で記録をつけています。その内容で、毎月お客様にご請求します。
つまり、ボーっとしてる暇はありません。これはそれなりに厳しいことではあると思います。
ただ、ボーっとしてる暇はないというプレッシャーはありますが、代わりに、上記のとおり(タイムアンドマテリアルの説明部分参照)どう考えても無理な納期にどう考えても足りない人員で臨みつつ要るんだか要らないんだかわからない機能を開発しなければならない、、みたいなことがないので、不条理を感じながら働く必要がないので、精神的に健康でいられます。
共感してくれた方はぜひ・・・!
これは色々な業界・業種に触れての個人的な意見ですが(アルバイトや就職活動なども含めてですが)「企業理念は輝かしいけど、実際にはね…」という状況になってしまっているケースはそこそこあるようです。「営業はこの商品/サービスを胸張って本当にお客様に売れるのかな・・・」「こんな機能ぜったい後々要らなくなるし問題になるでしょ…」みたいにモヤモヤしながら仕事をしてたら楽しくないだろうなと思います。
これは私個人の価値観ですが、誰かに「どんな仕事をしているの?」と聞かれた時に、笑顔で答えられるような仕事がしたい、と思っています。新人の内だったりして、まだ胸を張れるような仕事ぶりではなかったとしても、「自分の仕事は誰かのためになっている」と思えることは自分が元気に働けるか、楽しく働けるか、ひいては自分が楽しく生きられるかに繋がっていると思っています。
まとめ
と、ここまで読んでいただきありがとうございます。
長くなりましたが、中途で入社し、最初はキャッチアップなどに苦しんだこともあったものの、現在は楽しく働けている私自身が、(個人的な意見ですが)こんな人ならきっとコタエルで楽しく働けるんじゃないかなぁ、という点を挙げてみました。まとめると、
- 好奇心旺盛な人、すぐに調べて試してみたくなる人
- サバイバルを楽しめる人、成長を実感したい人
- 合理的であること、お客様にとっての本当の価値は何かを考えるのが好きな人
となります。私が楽しいと思う部分と他の誰かが楽しいと思う部分が違うのは当たり前のことなので、結局は相性という話なのかなと思いますが。「なるほど、こんな会社なら自分も働いてみたいかも」と思ってもらえたら嬉しいです。
現在一緒に働く仲間を募集中です。あなたのご応募をお待ちしております。
Photo by pixabay
仲間募集中!コタエルで楽しく働けそうな人はこんな人!