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先日付の所要への調達実行有無をコントロールする(再オーダ規則)

再オーダ規則には「可視性日数」という項目があり、この設定により何日先時点の予測在庫をもとに調達をかけるかが制御されます。


可視性日数がスケジュール実行結果にどう影響するかのシミュレート

プロダクト「TEST PRODUCT 1」(この時点では在庫も入出庫予定もなし)につき、可視性日数 0 (最小数量 1)の再オーダ規則を作成。オーダ予定が1(最小数量と同じ)で認識されている。

※可視性日数項目が再オーダ規則レコードに存在するのはバージョン16.0以降。15.0ではグローバルパラメタとして保持。


本日が12月20日だとして、計画日が12月30日(10日後)、要求数量が100の配送を作成。


このとき、即時調達がトリガされてドラフトの購買オーダが生成される。

が、数量は1。これは冒頭に再オーダ規則で認識されたオーダ予定数のまま。12月30日付の100の所要は加味されていない。


一旦このドラフトの購買オーダはキャンセルする。これがあると、予測数量=最小数量となり、オーダ予定数量の更新がトリガされないため。(この条件による。)


再オーダ規則の可視性日数を0から10に変更してみる。連動してオーダ予定数量が1から100に変わる。

これは、10日(厳密には、これに別途定義された購買や製造のオーダ処理手続き日数がプラスされた日数)先の予測数量をもとにオーダ予定数量が計算されるため。



スケジューラを実行すると、今度は数量101でドラフトの購買オーダが生成されている。


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