基本事項
Odooの全てのレコードには、一意の外部IDを割り当てることが可能です。
外部IDはデータインポート用ファイル(CSVまたはExcel)にて、レコードを特定するものとして利用できます。
外部IDは新規レコードインポート時に任意のものを付与することができます。新規レコード作成時に外部IDを付与しなかった場合(UIからレコード作成した場合やインポートファイルで外部IDを指定しなかった場合)は、レコードエクスポートを行うとシステムが自動で外部IDを生成します。
例
次の画像は、取引先レコードをエクスポートしたものです。(一部の項目のみ表示)
「id」項目が外部IDです。
「base.」で始まる外部IDのレコードは、Odooのモジュールインストール時に生成されたものです。モジュール内のレコードファイルにて値が指定されています。「base.」から始まっているものは、baseモジュールにレコードが定義されていることを示します。
「_export_.」で始まるものは、もともと外部IDが存在していなかったレコード(=ユーザにて作成したレコード)につき、エクスポートの際に生成されたものです。