Odooのドキュメントのフローや仕訳は、設定により異なりますが、「アングロサクソン会計」を有効化し、在庫評価を「自動」とした場合の基本的な販売及び購買における各ドキュメントの流れと自動記帳される仕訳について図で説明します。
【 販売~配送~請求~入金 】
【 購買~入荷~請求~支払 】
関連する主な設定
1.仕訳内容に影響するもの
・会計>設定>管理設定
- 銀行仮勘定:消込前の銀行預金勘定の相手勘定科目
- 未消込入金勘定:支払登録時の売掛金の相手勘定科目
- 未消込支払勘定:支払登録時の買掛金の相手勘定科目
- アングロサクソン会計を有効化
・在庫>設定>プロダクトカテゴリ
「在庫評価」を自動にし、在庫関連仕訳で使用される勘定科目を設定します。
・会計>設定>会計>仕訳帳
- 銀行口座:該当仕訳帳で記帳される
- 仮勘定:消込前の銀行預金勘定の相手勘定科目(デフォルトは会計>設定>管理設定の銀行仮勘定からセットされるが、上書き可)
・連絡先
会計タブの「売掛金勘定」「買掛金勘定」を設定します。
・会計>設定>会計>税
消費税の勘定科目はここで設定されています。
2.請求のタイミングに影響するもの
・販売>設定>管理設定 「請求方針」
請求方針で「配送済数量を請求」 を選択した場合、配送処理後に販売オーダの請求ステータスが請求対象になります。
・購買>設定>管理設定 「請求管理」
請求管理で「入荷数量」を選択した場合、入荷処理後に購買オーダの請求ステータスが「請求書待ち」になります。