Odooはオープンソースパッケージですので、世界中の誰もが翻訳を進めることができます。
Odooの翻訳プラットフォームは、ソースコードレポジトリがLaunchPadからGitHubへ移動したことに伴って、今年5月にTransifexに移行しました。
公式情報はこちら。
Transifex最大の特徴は、開発者スキルがなくても、ウェブ上で、誰でも気軽に翻訳ができることです!
たとえば、WindowsでOdooを起動すると、はじめにデータベースの作成画面が現れますが、、、
このページはまだ日本語には翻訳されていませんね。
Transifexを利用して、このページを翻訳する様子を見ていきましょう。
翻訳をするためには、Transifexでアカウントを作る必要があります。
ユーザ名とメールアドレスを入力し、認証を行うと、役割を聞かれますので、「翻訳者/Translator」を選択します。
ログインした状態で、Odoo 8.0プロジェクトのページへ飛ぶと、
様々な言語の翻訳状況がパーセンテージで示されていますね。(先駆者達のお陰で、日本語は58%とのこと)
「チームに参加/Join team」から日本語翻訳チームに参加し、「翻訳/Translate」から翻訳に入ります。
初めに言語を選択します。
次に、翻訳するリソースの選択では、「すべてのリソース/All resources」を選択します。
翻訳したい文字列を検索する形で、翻訳を進めていきましょう。
たとえば、先程のデータベース作成画面の、
赤で囲まれた文章を翻訳することにしましょう。
検索ボックスで「Text」を選び、上記の文章をコピペします。
画面の左側に翻訳対象の文字列が現れます。
それを選択し、画面の右側に翻訳を入力します。
保存をすれば、翻訳完了!
簡単ですね。
Translatorとして翻訳した文字列は、Reviewerによってチェックされ、一週間ほどでGitHubのソースコードに反映されるとのことです。
このように、Transifexを使うと、簡単にOdooの翻訳ができます。
上の画像にある通り、日本語で未翻訳のテキストは8888個あります。。。
(私は、1週間前に来たばかりの超・初心者なのですが、鋭意作業を進めております。また、ご報告します!)
皆様もぜひ、Transifexを使って、Odooの日本語翻訳チームに参加しませんか?
Odoo日本語翻訳チーム(Transifex)へ參加しませんか?