基本情報
- モジュール名: tracking_manager
- ライセンス: AGPL-3
- オーサー: Akretion
- レポジトリ: https://github.com/OCA/server-tools
- 利用可能バージョン一覧(2025年2月時点): 14.0, 15.0, 16.0, 17.0
利用用途
標準機能では記録できない項目の変更履歴をチャターに記録することができます。また、各モデルに紐付くone2manyおよびmany2many関係にあるモデルの項目にも対応しています。
設定方法
開発者モードをオンにして、[管理設定] > [技術設定] > [データベース構造] > [モデル] > [設定したいモデル名]を選択し、該当フォームにあるCustom TrackingのActivateにチェックをつけて保存します。
その後、右上に表示されるTracked Fieldsをクリックします。
開かれた画面で変更時にチャターのログに残したい項目のCustom Trackingを有効にします。これにより、該当の項目変更時に変更差分がチャターにログとして記録されるようになります。
one2manyフィールドのmany側のモデルの変更履歴をチャターに残したい場合はone側のモデルでmany側の項目をCustom Trackingを有効にし、many側のモデルで履歴に残したい項目のCustom Trackingを有効にしてください。
例えば、sale.orderのフォームビューでsale.order.lineの商品名の変更ログをチャターに残したい場合は下記手順を実施します。
- sale.orderモデルでorder_lineのCustom Trackingを有効にする
- sale.order.lineモデルでproduct_idのCustom Trackingを有効にする