相込鋳造で1つの鋳型から複数の異なる製品が作られる場合に、Odooでどのような対応が可能か?
副産品を試してみる
製造の管理設定で副産品を有効化。
「製品A」を製造する部品表の副産品に「製品B」を指定。構成品は「原材料」。原価計算法はすべて移動平均の設定。
現在「原材料」の原価は、1個10ドル。
「製品A」の製造オーダを作成。
副産品として「製品B」が製造される見込みが立つ。
予測レポート上も「製品B」の入庫予定が認識される。
製造完了すると、10ドル分の「原材料」が払い出され、「製品A」「製品B」の在庫ができ、それぞれ7ドルと3ドルで評価されているのが確認できる。
試しに「製品B」でルート「オーダ基準補充(MTO)」を選択して、販売オーダを入れてみる。
製造オーダができている。
製造対象はあくまで「製品B」(「製品A」の部品表が自動で設定されたりはしない)。
「製品A」を主とする部品表(「製品B」が副)と「製品B」を主とする部品表(「製品A」が副)を作成しておけば、それぞれの所要を起点に適切に計画が立てられそう。